天皇、皇后両陛下は30日夕、東京都中央区の聖路加国際病院を訪れ、入院中の三笠宮さまを見舞った。三笠宮さまは心臓の働きがやや低下しているため、入院が長期化する見通し。宮内庁によると、両陛下はかねて病状を気にかけ、体調の回復を願っていた。

 三笠宮さまは大正天皇の四男で、昭和天皇の弟。天皇陛下にとっては叔父にあたる。この日、両陛下は午後4時45分ごろ病院に到着し、約20分間滞在した。三笠宮さまの妻の百合子さま、ご夫妻の三男・故高円宮さまの妻久子さまも立ち会った。

 三笠宮さまは5月16日から入院中で、長引いていた急性肺炎の症状は治まったが、100歳と高齢のうえ、2012年に心臓手術を受けたこともあり、病院で慎重に様子を見守っていくという。宮内庁幹部によると、手足を動かすリハビリなどを続けている。

 両陛下は、三笠宮さまが心臓手術を受けた後の12年12月にもお忍びで宮邸を見舞いに訪れた。(島康彦、多田晃子)