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 家族の思い出の品や遺品などを撮影した写真と文を組み合わせて、豆本「掌(てのひら)の記憶」を作っている。撮影、編集、印刷、製本……すべて一人の作業。6センチ四方の「小宇宙」はこの7カ月で18冊を数えた。

 豆本のモデルは、米国で生まれたとされるZINE(ジン)と呼ばれる小冊子。制作のきっかけは、家族や自身の死を意識したことだった。

 21年前の阪神・淡路大震災の直後に、東京から西宮市内の祖父母宅に越してきた。全壊した家屋を再建するためだった。失われた命や思い出のかけらが、街に満ちているように感じた。 2008年、祖父が病気で亡くなった。当時、印刷会社に勤めていたこともあり、写真を整理して製本し、祖父への感謝を形にできないか、と考えるようになった。

 翌年、会社を退職し、結婚。そ…

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