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■ハイチュウUSA(下)

 「ハイチュウ、箱買いできます?」。米国販売に本腰を入れて4年ほどたった2012年、米国森永製菓に電話が入った。東部マサチューセッツ州ボストンの大リーグ球団レッドソックスからだ。

 所属日本人投手の田沢純一が、ブルペンへの差し入れにハイチュウを置くようになった。すぐ選手らが好きになり、せがまれた田沢は遠征先の日本食材店などでコツコツ買い集めた。でも、対応しきれない。

 球団スタッフから救いを求められた森永は「サンプル品を提供しましょう」と応じた。選手らは喜んだ。森永と球団は正式なスポンサー契約を14年に結び、いまもロッカールームにハイチュウが常備されている。その人気は他球団の選手にも広がっていく。

 「大リーガーが球場で何かかんでいたら、ガムじゃなくてハイチュウかも」と話すのはレッドソックス広報担当の吉村幹生。有名選手がポケットに小袋を詰め込んでグラウンドに飛び出すのを度々見ている。

 米スポーツメディアは「大リーグで『ハイチュウ中毒者』続出」などと伝えた。米国で大リーグやバスケットボールのプロ選手の影響力は大きい。消費者も買うようになる。

 「レッドソックスのスポンサーなんでしょ」。つれなかった小売店の態度も変わった。いまではウォルマート・ストアーズ、コストコなど米国を代表する小売店の多くが扱う。

 実は、米国のハイチュウは日本…

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