[PR]

 近江八幡市白王町の伊崎寺で1日、伝統行事の「さお飛び」があった。修行僧が琵琶湖に突き出た長さ13メートルのさお先から次々と約7メートル下の湖面に飛び降り、身近な人たちの健康などを祈った。

 約1100年続く修行のひとつで、比叡山延暦寺で百日回峰行を終えた27~43歳の僧13人が挑戦。手を合わせた僧が、湖面に身を投じると大きな水しぶきがあがり、お堂や船上で見守っている信者や観客らから歓声と拍手が送られた。

 延暦寺教王院(大津市)の早坂玄順さん(27)は「初めてなので無心で飛びたい」とやや緊張気味。これまで10回経験しているという鳥取県の転法輪寺住職の羽馬康俊さん(43)は「先端の手前あたりが風などで一番揺れやすく、いつ飛んでも怖い」と話した。(加藤正和)