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 みずほフィナンシャルグループは、IT(情報技術)を活用した金融サービス「フィンテック」でソフトバンクグループと提携し、スマートフォンで申し込みができる個人向け融資事業を始める。審査にITを用いて、学歴や職歴などの情報から顧客一人ひとりの貸出金利や上限金額を決める仕組みを検討している。

 ソフトバンクは昨年、米国のベンチャー企業、ソーファイ社に出資した。オンラインで融資を仲介する事業を米国で手がける会社で、ITを駆使した独自の自動処理プログラムで貸し出し条件を設定している。既存のローンより低金利なことが人気を集め、学資ローンや住宅ローンなど5千億円近い融資実績がある。

 みずほとソフトバンクは年度内に合弁会社を設立し、ソーファイ社のノウハウを生かした融資事業を日本でも立ち上げる方針だ。みずほはすでに個人向けカードローン事業に取り組んでいるが、新サービスを展開することで、金利が優遇されそうな優秀な学生や富裕層など、新たな顧客獲得につなげるねらいがある。

 フィンテックは、金融(ファイナンス)と技術(テクノロジー)を組み合わせた造語。みずほは5月に発表した3年間の中期経営計画で、フィンテックを活用した貸し出しを検討中としていた。(土居新平、大鹿靖明)

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