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 大阪府寝屋川市の中学1年生、平田奈津美さん(当時13)と星野凌斗(りょうと)さん(同12)が連れ去られ、殺害された事件は13日、発生から1年を迎えた。遺体の発見現場では地元住民らが花を手向け、2人を悼んだ。

 1年前の朝、同市の駅前を歩く姿が防犯カメラに映ったのを最後に、2人は行方不明に。平田さんは同府高槻市の駐車場、星野さんは同府柏原市の竹林で遺体で発見された。その後、寝屋川市出身の除染作業員山田浩二被告(46)=福島県二本松市=が殺人容疑で逮捕、起訴された。

 13日午前、高槻市の現場には、事件前夜にコンビニエンスストアの前にいた2人に声をかけた寝屋川市の戸塚正樹さん(44)がユリの花14本を供えた。「生きていれば今年14歳になるはずだったのに。救ってあげられずごめんね」。柏原市の現場にも花束や清涼飲料水などが置かれていた。近所の女性(77)は「二度とこんな事件が起こらないように」と願いを込め、5月にヒマワリを植えた。(大部俊哉、辻村周次郎)