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 国民的アイドルグループ「SMAP」が今年いっぱいで解散することが分かった。ジャニーズ事務所が14日未明、発表した。メンバー間で話し合いを続けた結果、数人から「今の5人の状況ではグループ活動をすることは難しい」との意見が出たためだという。5人は当面の間、同事務所に所属して個別に活動する。

 「解散」が最初に表面化したのは今年1月。メンバー内で事務所からの独立に対する意見が分かれ、分裂の危機とされた。当時、独立する方針だったのは中居正広さん(43)、稲垣吾郎さん(42)、草彅剛さん(42)、香取慎吾さん(39)の4人。木村拓哉さん(43)は残る意向だったという。グループの育ての親で、長年SMAPを担当した元マネジャーが、ジャニーズ事務所の関連会社(当時)の役員を辞任したことで、騒動が本格化した。

 今年はデビュー25周年で、事務所によるとコンサートや番組への出演など様々な提案をしたが、メンバーの要望で7月の音楽番組への出演が取りやめになるなど実現しなかったという。

 今年8月には活動休止の提案も出たが、「休むより解散したい」という希望が出たことなどから、ジャニーズ事務所は「苦渋の選択だが、一生懸命に走り続けた彼らの功績を尊重した」としている。

 SMAPは、「Sports Music Assemble People」(「スポーツと音楽を融合する人々」の意味)の略称。1988年に結成、91年にCDデビューした。2003年に発売された「世界に一つだけの花」は250万枚を超える売り上げとなったほか、「がんばりましょう」「夜空ノムコウ」「らいおんハート」などのヒット曲がある。また、個々のメンバーがそれぞれバラエティー番組やドラマ、コマーシャルなどでも活躍してきた。96年から続く長寿番組のフジテレビ系「SMAP×SMAP」ではメンバー全員がそろって出演し、コントや料理を披露するなど、新たなアイドル像を築いた。