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【2014年2月8日朝刊 週末be・e05】

 ダイエットや健康づくりの定番といえばジョギング。とはいえ、なかなか長続きしません。近頃は、走るモチベーションを維持してくれるグッズも充実してきています。

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 元日に一念発起した記者は、スマートフォンを片手にジョギングに出た。使ったのはナイキが無料配布しているアプリ「ナイキ+ランニング」。スマホのGPS(全地球測位システム)機能を利用し、走った距離やコースを地図上に落としてくれる。2・5キロで息が切れると、約200キロカロリーを消費したと教えてくれた。

 2010年にiPhone(アイフォーン)向けのアプリが出て、12年には他の機種でも使えるように。いま市販されているスマホなら、ほぼ使える。

 ナイキジャパンによると、開発で最も重視したのは「楽しみながら走れること」。アプリ上でトロフィーをもらえたり、バッジの色が格上げされたりといったゲーム感覚にもあふれている。記者は元旦に走ったので「決意」というトロフィーを獲得した。

 同じアプリを使っている人同士で「友達」になり、互いの走行記録を見せ合える機能も楽しい。フェイスブックなどを使って「いまから30分間走るぞ」「がんばれ」といったように、励まし合うこともできる。楽しさに背中を押され、運動から遠ざかっていた記者も、一月で80キロ以上を走ってしまった。

 「ランキーパー」「ランタスティック」などの海外発のアプリも人気を得ている。距離やコース、消費カロリーの計測といった基本的な機能はどれも似たようなものなので、相性のあうアプリを選ぶとよい。

 ジョギングが習慣になると、より速く走りたくなってくる。そんな時、ニーズに応えてくれるのがスポーツウオッチだ。

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 最新のトレンドは、日本が打ち上げた準天頂衛星「みちびき」の活用。ビルが林立する都会では、GPSの電波が遮られがちで、42・195キロを走ると、その誤差は500メートル以上にもなる。その点、みちびきは日本の真上を通るため、電波が届きやすく、GPSによる位置捕捉を補強できる。

 国内で年間数万台を出荷し、シェアの半分を占める米のGPS関連商品大手のガーミンは、12年末にみちびきの対応モデルを発売。エプソンも13年に対応型ウオッチを発売した。

 ガーミンには、スピードや心肺機能の強化など、目的に応じたトレーニングが内蔵され、走りながら指示してくれるモデルもある。得たデータはパソコンに取り込み、距離や高低差ごとのペースも分析できる。ガーミンの代理店「いいよねっと」の田中徳光さんは「自分のデータを色んな角度から見るのは楽しく、走るほど情報が欲しくなってくる。走りに特化した機能で応えていきたい」と話している。

 (波多野陽)

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