[PR]

【2010年9月17日朝刊 2総合】

 コブク郎 「みちびき」っていう衛星が打ち上げられたんだって。どんなものなの。

 A 日本のほぼ真上(準天頂)を飛ぶから、準天頂衛星というよ。カーナビでおなじみのGPS(全地球測位システム)の精度を高めるんだ。GPSは、衛星の電波を使って自分の位置を割り出す。衛星が飛んでいる場所によっては、電波がビルや山で遮られることがある。日本の上空を飛ぶみちびきの電波なら捕らえやすい。現在のGPSの誤差が10メートル程度あるのを、1メートル以内にすることも目指しているよ。

 コ じゃあ、カーナビがもっと使いやすくなるんだ。

 A いや、今のカーナビはみちびきの電波が識別できないから、そのままではダメなんだ。みちびきの目的は実験だ。建設機械やトラクターを無人で操作したり、子どもの居場所をつかんで安全に役立てたり、さまざまな試験が予定されているよ。

 コ なーんだ、便利になるのはまだ先か。

 A しかも、1機では足りない。みちびきが日本の上空にいるのは8時間だから、24時間態勢にするには最低3機要る。衛星の寿命は10年程度だから、打ち上げを続ける必要もある。でも、政府は今後の計画を決めていないんだ。1機目の打ち上げに735億円かかった。3機体制にするだけでさらに700億円が必要だという。自前のシステムを持つには毎年のように数百億円単位の費用がかかるよ。

 コ そんなにたくさんのお金を…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら

こんなニュースも