[PR]

【2010年5月4日 朝刊 科学1】

 全地球測位システム(GPS)が苦手とするビルの谷間などにも信号が届けられるよう、日本が開発した準天頂衛星の1号機「みちびき」が、三菱電機鎌倉製作所で公開された。開発費は735億円、今夏に打ち上げられる。

 宇宙航空研究開発機構によると、みちびきは日本からオーストラリアの上空を「8」の字に周回する軌道に投入される。日本の真上の空に近い位置を通るため発する信号がビルや山にさえぎられにくい。ただ、常に日本上空をカバーするには、同様の衛星が他に2機必要。実現されると、位置を測定できる時間の割合は、現状の90%が99.8%に上がり、現状は7~8メートルの測定精度が1メートルに向上するという。(小宮山亮磨)

こんなニュースも