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 東京入国管理局横浜支局(横浜市金沢区)が、退去強制手続きで収容中のイスラム教徒のパキスタン人男性(48)に誤って豚肉を提供したことが17日、入管への取材でわかった。イスラム教徒は戒律で豚肉を避けなければならず、男性は抗議として4日からハンガーストライキを続けている。同支局は昨年8月にも別のイスラム教徒の男性に豚のベーコンを提供し、謝罪していた。

 入管や支援者によると、今回の男性は8月3日の夕食で、5ミリ四方のハムが含まれたひじきの煮物を口にした。豚肉抜きの食事を提供することになっていたが、業者や職員の確認が不十分だったという。

 17日に面会した支援者によると、男性は水と蜂蜜しか口にしていないが、会話はできる状態という。同支局の担当者は「食事を提供する前の確認を徹底し、再発防止に努めていく」としている。(桜井健至)