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 ホンダは23日、ハイブリッド車(HV)に欠かせない電気モーターの生産ラインを増設し、生産能力を10月までに従来の3倍にすると発表した。ホンダは2030年にも世界販売の3分の2を電動車に置き換える計画で、世界各国で厳しくなる環境規制に対し、HVなど電動車両の拡充で対応する姿勢を鮮明にする。

 7月に浜松市の部品工場にある生産ラインを従来の1本から2本に増やした。今年売り出した新型HV「オデッセイ」「アコード」向けモーターの生産ラインで、10月にもさらに1本増やして3本体制にする。両車の販売が好調で、5月からアコードHVの北米への輸出も始まったため、需要の伸びに応える。

 鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)でも、主に小型車向けモーターの生産ラインを1本増やし、23日に2本目の新ラインが稼働した。9月に発売予定の新型ミニバン「フリード」のHV向けモーターをつくる。

 プラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)向けのモーターの生産増強も今後、必要になる。モーターは国内だけで生産しているが、山根庸史生産本部長は「市場動向をみながら、将来の海外生産も考える」と話した。(榊原謙)

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