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 全地球測位システム(GPS)の精度向上をめざす準天頂衛星「みちびき」を知ってもらおうと、内閣府は24日、はまぎんこども宇宙科学館(横浜市磯子区)で子ども向けのペーパークラフト教室を開いた。車の自動運転や災害情報の伝達に役に立つことなど説明を受けた子どもたちは熱心に模型作りに取り組んだ。

 「みちびき」は2010年の1号機に続き、17年度までに2~4号機が打ち上げられる予定。準天頂軌道の衛星は日本のほぼ真上を飛ぶため電波がビルや山で遮られにくく、GPSの誤差を最小約10センチにできるという。

 教室に参加したのは小学2年生から5年生までの35人。ペーパークラフトは、実際の1~4号機の形状に合わせて3種類あり、実物の100分の1の大きさ。子どもたちは、約50分かけて作りあげた。

 模型作りの前には公益財団法人「日本宇宙少年団」の小島俊介さんと小定弘和さんが長さの違う3本のひもを使って、3カ所からの距離がわかれば位置が特定できるという衛星による測位のしくみをわかりやすく説明した。

 「アンテナの形が面白い」と3号機を選び、機体を好きな赤色に塗った小学4年生の川合凌生(りょう)くん(9)=横浜市港北区=は「少し難しかったけど楽しかった。人工衛星にも興味があり、将来は宇宙飛行士になりたい」と話していた。(山本晋)

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