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 コンサートのチケットを、ネットを通じて定価より高値で転売する個人や業者が増える中、日本音楽制作者連盟(音制連)、日本音楽事業者協会などの業界団体が中心となって23日、高額転売に反対する共同声明を出した。アーティストやファンなどの間で賛否両論が出ている。

 あるサイトでは、男性アイドルグループの定価7500円のチケットが、数万円から24万円で出品されている。ある音楽プロモーターは「連番で数十枚がまとまって出品されているケースは、転売目的で購入された疑いが強い」という。問題視されているのは、こうした高額転売を目的とするチケット買い占めの増加だ。

 声明は「私たちは音楽の未来を奪うチケットの高額転売に反対します」とし、アイドルグループ「嵐」、サザンオールスターズ、山下達郎さんら116組のアーティスト、フジロック・フェスティバルなど24の音楽イベントが賛同している。

 音制連の金井文幸理事・事務局長は「法改正も視野にはあるが、まずはファンに、高額転売が自由に音楽に触れる機会を奪いかねないということを知ってもらいたい。若い人が買いにくくなるし、グッズやCDに回すお金も少なくなる。アーティストはそんなことを望まない」と語る。音楽家の坂本龍一さんは「音楽のファンでもない者たちによって、本当に音楽を楽しみたい人たちの機会が奪われている現状に憤りをおぼえます」。

 クラシックでも、オーケストラの公演チケットが数百枚単位で買い占められるケースが出ている。しかも転売できず空席だらけになることが多いという。

 音楽評論家の高橋健太郎さんは…

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