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 岸田文雄外相は3日、今後の日ロ交渉について「北方領土問題は日本外交における戦後最大の課題の一つだ。今後の首脳会談に向けてしっかり準備を進めたい」と記者団に語り、ロシアとの平和条約締結に意欲を示した。また、2日にあった安倍晋三首相とプーチン大統領による日ロ首脳会談について「(両首脳が)大変突っ込んだやり取りを行ったと聞いている」と説明した。

 岸田氏は3日、日露戦争のポーツマス条約締結に尽力した元外相の小村寿太郎(1855~1911)の出身地・宮崎県日南市を訪れ、墓碑に献花した。小村の子孫・幸子さん(87)が立ち会うなか墓前に花を手向けた後、小村の生家や記念館を見学。岸田氏は「小村氏の足跡に思いをめぐらし、先輩方の偉業があるからこそ今日があるんだと強く感じた」と述べた。(小出大貴、小林豪)