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 台風12号は5日午前1時すぎに長崎市付近に上陸し、約4時間後に対馬海峡に抜けた。同日午前9時ごろには熱帯低気圧に変わり、時速30キロで北北東に進んでいる。西日本を中心に南から暖かく湿った空気が入り、大気の状態が非常に不安定となっているところがあり、気象庁は土砂災害や浸水、河川の増水への警戒を呼びかけている。

 台風の接近に備え、福岡県などでは5日、多くの学校が臨時休校となった。一方、JR九州の九州新幹線と在来線などは始発から通常通り運行されている。

 気象庁によると、3日昼過ぎの降り始めから5日昼前までの総雨量は、熊本県湯前町で219・5ミリ、大分県佐伯市で100・5ミリ。四国地方では、午前中から強い雨が降った。1時間雨量は、高知県室戸市で61・5ミリ▽徳島県海陽町で27・5ミリ▽愛媛県伊方町で25・5ミリ▽高知県田野町で25ミリ▽同県四万十町で23・5ミリなどだった。

 大阪管区気象台によると、近畿地方では午後から雨や雷雨となり、6日にかけて南部を中心に激しく降る見込み。6日正午までの24時間雨量は、四国と近畿の多いところで150ミリと予想される。落雷や突風にも注意が必要という。