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 テレビやラジオでおなじみのコーヒー用ミルク「スジャータ」のCMソングが、「音商標」として登録された。この商品は発売から40年を迎えたロングセラー。食品メーカーのスジャータめいらく(名古屋市)は、「何十年も使ってきた曲が商標のお墨付きをもらい、ブランドイメージの向上に弾みになる」(広報担当者)と喜ぶ。

 「スジャータ、スジャータ♪」と伸びやかに歌うコーラスが印象的なCMソングが、お茶の間に流れ始めたのは1976年のこと。CMには歌手の藤山一郎さんを起用した。当時、日持ちして手軽に使えるコーヒー用ミルクは珍しく、ヒット商品に育った。同社の幅広い商品のブランド名にもなった。

 今回商標登録されたのは、CMソングの冒頭と最後の部分。同社は、ライバル企業などにまねされるのを防ぐ効果を期待し、将来的には「CM以外での曲の活用も考えたい」という。

 知的財産を保護する商標登録の制度では、昨年4月に音や色彩なども対象に加えられた。CMソングの申請には楽譜などの提出が必要。特許庁によると、今年8月末時点で音の申請は467件あり、伊藤園の「お~いお茶」など55件が登録済みという。(大隈悠)