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 母親のおなかの中で水銀被害を受けた胎児性水俣病患者の坂本しのぶさん(60)=熊本県水俣市=が10日、水俣病の公式確認60年を機にタイ・バンコクで開かれた集会で講演した。環境団体や公害の被害者ら約200人を前に、被害の経験や自らの思いを語った。

 集会は、バンコクの工場地帯での大気汚染や金鉱山の廃水による農村の土壌被害などを共同研究しているタイのチュラロンコン大と熊本学園大水俣学研究センターなどが主催。産業災害の教訓から持続可能な社会や環境を目指す。

 登壇した坂本さんは、こわばった手足に力を込めて語りかけた。「水俣は、チッソの廃水で、あたしたちは悪くないのに、病気になった。とても悔しいです」

 原因企業チッソが海に流したメチル水銀に汚染された魚を母親が知らずに食べ、胎児期に脳の神経細胞に被害を受けた。会話や歩行が不自由な体で、中学3年だった72年には国連人間環境会議が開かれていたスウェーデン・ストックホルムを訪問。水俣病の被害を世界に訴えた。

 以前は何十分も歩けたが、50…

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