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 広島大学と中国国家天文台の研究グループが、チベット西部の標高約5100メートル地点に高感度の望遠鏡を設置した。南米チリにある東京大の望遠鏡(標高約5600メートル)に次ぐ高さ。宇宙で起こる爆発現象を高精度に観測し、宇宙や星の成り立ちの謎の解明につながると期待されている。

 「HinOTORI(ひのとり)」と名付けたプロジェクト。紫外線による爆発現象の観測に適した口径0・5メートルの望遠鏡を広大が開発し、中国側が設置場所を整備した。広大によると世界でも例のない望遠鏡という。爆発現象が検知された方向に自動で向きを変える機能を備え、無人で運用できる。

 広大宇宙科学センター長の吉田道利教授らが今月6~9日、チベット西部のアリ地区に入り、望遠鏡を仮設置した。同地区は大気が薄く晴天が多い。気候も乾燥していて観測に適した条件がそろっている。吉田教授らは近く再訪して、年度内に観測を始める予定という。

 広大は10年前からキャンパス…

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