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 年を重ねて培われた安定感と包容力をいかした役だった。9年ぶりの映画出演となった「校庭に東風(こち)吹いて」(金田敬〈さとし〉監督)で、主人公の小学校教師の知世を演じた。脚本を読んで最初に浮かんだ知世のイメージは、「野に咲く菜の花」だった。

 知世のクラスには、学校に来ると話せなくなる場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)に悩むミチルや、貧困家庭に育って問題を起こす純平がいる。「知世は前の学校で情熱的に行動しすぎて、異動させられた過去があるのです。いまの教師は子どもたちとの距離をどうとればいいのか、難しいなと思いました」

 知世の視線は保護者にも向けら…

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