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 ICIJが法人情報を公開したバハマは、米フロリダ半島沖のカリブ海に浮かぶ島国で、約700の島と2千以上のサンゴ礁からなる。このうち約30の島に38万人余が住み、人口の85%はアフリカ系。1973年に独立するまでは英国の自治領で、国家元首は英国のエリザベス2世女王だ。

 米国など外国の金融機関や企業を誘致するため、所得税や法人税などを免除する政策を採っている。英語が公用語で、英国の慣習法が法制度の基本だ。米国など外国の銀行や多国籍企業がバハマに数多く進出し、世界有数の金融センターとしても知られている。

 専門家によると、ドル防衛のため米政府が1960年代に銀行の対外投融資の規制に乗り出し、70年代には米英で銀行課税を強化する動きがあったことを受けて、バハマに国際業務を移す銀行が増えたという。外務省の資料によると、バハマの国内総生産の1割余を金融サービス部門が占め、金融関連のビジネスを含めると4割弱に上る。

 一方で、企業情報の開示に消極…

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