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 車の自動運転の実現などに役立つ人工衛星「みちびき」を小学生に知ってもらうイベントが19日、東京・お台場の日本科学未来館で開かれた。約30人の親子が学んだ。

 「みちびき」は、日本のほぼ真上にとどまる「準天頂衛星」。発した電波が山間地やビルの谷間にも届くのが特徴だ。2010年9月に1号機が打ち上げられ、17年度までに3機が加わる予定で、計4機で運用される。

 イベントを主催した内閣府宇宙開発戦略推進事務局の守山宏道さんは「みちびきは車の自動運転の実現などに役立ちます。ポケモンGOのような位置情報を使ったゲームももっと精度がよくなります」とあいさつした。スライドでは、三つの衛星が別々に発した電波が特定の場所で一致することで位置情報の精度が上がることなど、衛星による位置計測の仕組みや「みちびき」の機能が伝えられた。

 参加した親子は、ピンクや赤、青など色とりどりの粘土で人工衛星や星をつくり、少しずつ置き場所を変える画像を撮ってアニメーションに仕上げる作業にも取り組んだ。

 神奈川県から参加した小学4年細田奈々子さん(10)は「人工衛星のことをよく知らなかったので、すごいなと思いました」と喜んだ。父親の会社員伸洋さん(42)は「親子で楽しく学べてたいへんよい機会になりました」と話した。

 イベントでできたアニメーション作品は、ウェブサイト「みんなのみちびき」(http://michibiki.space/別ウインドウで開きます)で近く紹介される。

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