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 英国の欧州連合(EU)離脱について、野党・自民党のファロン党首は20日、英南部ブライトンでの党大会で、「メイ首相がEUと(離脱条件で)合意した時は、国民に決めてほしい」と演説し、英政府がEUと交渉した離脱条件を受け入れるか、改めて国民投票で決めるべきだと主張した。

 自民党はEU離脱に反対する立場で、ファロン氏は離脱を決めた6月の国民投票から約3カ月がたつ今も、政府の離脱方針が不明だとして「ビジョンがない」とメイ保守政権を批判。「自民党だけが、欧州の中の英国を掲げ、国の長期的未来を見据えた計画を持つ政党だ」と述べた。国民投票で票をほぼ二分した残留派に支持を訴える狙いがあるとみられる。

 2010年から5年間にわたり保守党と連立政権を組んだ自民党は、公約違反などと批判を浴びて、15年の総選挙で改選前56議席から8議席へと大敗を喫し、党勢回復の途上にある。(ロンドン=渡辺志帆

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