[PR]

 米国の中央銀行、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)は21日、政策金利を維持することを決め、6会合連続で追加利上げを見送った。ただ、会合後の声明では「利上げの根拠は強まった」として、年内利上げの可能性を強く示唆した。

 金利据え置きの判断は賛成7票、反対3票。反対票は前回7月(1人)から増えており、利上げを支持する声が増えていることを示した。声明では「利上げの根拠は強まった」としながらも、「しばらくの間、(雇用や物価の)目標に向けたさらなる証拠を待つことを決めた」とした。

 FRBは昨年12月、景気が着実に改善しているとして、約9年半ぶりの利上げに踏み切った。当初は「年4回」の利上げを想定していたが、その後は金融市場の混乱や雇用の急減速などで、7月まで5会合連続で利上げを見送っていた。(ワシントン=五十嵐大介