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 東日本大震災の津波で大きな被害が出た岩手県大槌町で、約5年にわたりプレハブ仮設校舎だった町立大槌学園で23日、新校舎移転を前にしたお別れ会が開かれた。児童・生徒は教室や廊下を念入りに掃除して、仮設のまなびやに別れを告げた。

 町内の大槌、大槌北、安渡、赤浜の4小学校と大槌中学校の合同仮設校舎として2011年9月に、町の内陸部に完成。4小学校は13年4月に大槌小学校に統合され、15年4月から小中一貫の大槌学園となった。

 約2キロ離れた高台に新校舎が完成し、今月26日から新たな地で授業が始まる。

 代表であいさつした生徒会長の永井雄大(たけひろ)さん(14)は「思い出は語り尽くせない。新校舎が多くの人の支援でできたことを忘れず、町の復興のシンボルになるような学校にしたい」と話した。(星乃勇介)