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 米ニューヨークを訪問中の岸田文雄外相は21日午後(日本時間22日午前)、ロシアのラブロフ外相と会談した。平和条約締結交渉や経済協力を進展させるため、12月に予定されるプーチン大統領の訪日に向けて準備を急ぐことで一致。その一環として、岸田氏が訪ロすることも決まった。

 日本側の説明によると、岸田氏は、北方領土問題を含む平和条約締結交渉を進展させる必要性を強調。これに対し、ラブロフ氏は「大統領の訪日が内容のあるものとなるように、引き続き協力したい」と述べた。また、両外相は経済協力の進展に向けて、シュワロフ第1副首相が11月にも来日し、「貿易経済に関する政府間委員会」を開催することも確認した。

 会談では、5度目の核実験などを強行した北朝鮮への対応も協議。国連安全保障理事会での新たな制裁決議に向け、連携していくことで一致した。(ニューヨーク=小林豪)