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 安倍晋三首相は21日午後(日本時間22日朝)、イランのロハニ大統領と訪問先の米ニューヨーク市内のホテルで会談した。核実験を強行した北朝鮮をめぐり、首相は「北朝鮮との軍事協力の断絶を求め、朝鮮半島非核化のメッセージを共に発信したい」と求めた。

 イランは北朝鮮との軍事協力を公には認めていないが、ロハニ氏は「世界のいかなる地域でも大量破壊兵器の開発は安定につながらない。非核化のプロセスを支持する」と答えた。

 首相は、米国や欧州連合(EU)の制裁解除につながった今年1月のイラン核合意履行を評価。中東情勢のさらなる安定に向けて、サウジアラビアとの対話を呼びかけると、ロハニ氏は「サウジアラビアとの緊張関係は望まない」と応じた。イラン訪問を求めるロハニ氏に、首相は「しかるべき機会を捉えて訪問を実現したい」と答えた。(ニューヨーク=石松恒)