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(23日、ソフトバンク8―0西武)

 ソフトバンクを覆っていた重苦しい空気を、171センチの小柄な25歳が豪快に振り払った。前日までの日本ハム2連戦ではつながらなかった打線に勇気を与えたのは、今宮だ。初のシーズン2桁本塁打。「勝つことだけを考えた」と、引き締まった表情で振り返った。

 0―0で迎えた三回2死一塁。西武・菊池の2球目、真ん中に甘く入った144キロの直球をたたいた。「気づいたら、良いスイングができていた」。力強く伸びた打球は、左翼席へ。工藤監督は「あれでみんなの緊張が解けた」。

 チームは追い詰められていた。日本ハムとの「天王山」で連敗し、首位陥落。相手に優勝マジック「6」がともった前夜、選手たちは下を向いた。だが、今宮のこの一発がムードを変えた。この夜、攻撃陣は14安打8得点と、霧が晴れたように打ちまくった。

 7年前、明豊高(大分)時代の…

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