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 シリアのアサド政権軍は22日、北部アレッポの反体制派支配地域に対して軍事作戦の開始を宣言し、同日夜からアレッポ東部で空爆を始めた。ロイター通信は現地からの情報として23日午後までに70人以上が死亡したと伝えた。米ロなど関係国が停戦の継続を模索しているが、実際には完全に停戦は崩壊している。

 非武装中立のボランティア組織「シリア民間防衛隊」(通称・ホワイトヘルメッツ)はロイター通信に70人以上が死亡し、少なくとも40のビルが破壊されたと語った。アレッポ東部は政権軍に包囲されて約30万人が孤立し、食料、医薬品の不足などが問題となっている。

 政権軍は攻撃開始にあたり対象地域の住民らに「テロ集団から離れるように」と警告。軍の検問所にたどり着いても逮捕や尋問はないとしていた。だが現地の情報では空爆は住宅地にも及び、道路はがれきで埋まって移動も難しいという。(カイロ=翁長忠雄)

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