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 北海道・稚内から北へ約100キロの海上に存在する「海馬島」。現在はロシア・サハリン州の「モネロン島」と呼ばれる小島には、日露戦争後、漁業をなりわいとする多くの日本人が住み着いた。第2次世界大戦が終わり、命からがら引き揚げた人々の証言を丁寧に集めた元新聞記者が、当時の様子を1冊の本にまとめ上げた。

 「海馬島脱出 子どもたちの敗戦記」を執筆したのは、岐阜新聞で編集委員などを務めた笠松町の永井豪さん(65)。「戦後65年」の企画を担当していた2010年夏、島で暮らした経験がある岐阜市の高橋フサ子さん(96)に出会ったのが、きっかけだった。

 愛媛県で生まれた高橋さんは7歳のとき、一獲千金を夢見た父らとともに樺太に渡る。22歳で海馬島の漁師に嫁ぎ、島で終戦を迎えた。そこで、ロシア人兵士と向き合うことになる。

 「ロスケ(当時、ソ連の人のこ…

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