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 今年のイグ・ノーベル賞を受賞した東山篤規・立命館大教授(65)が29日、米国での授賞式後、初めて同大衣笠キャンパス(京都市北区)でゼミに出席した。冒頭、花束と記念品を贈られた後、学生と一緒に「股のぞき」のポーズを取った。

 東山さんは、股のぞきをすると実際よりものが小さく見える錯視の効果を実験で確かめ、足立浩平・大阪大教授とともに「知覚賞」を受賞。22日に米ハーバード大であった授賞式に出席した。

 ゼミの前にあった報告会で東山さんは、研究に着手して論文が出るまで10年ほどかかったと述べ、「日本の学会で何度か発表したが無反応だった。欧州ではいっぱい人が集まり反響がすごかった」と話した。イグ・ノーベル賞については「科学の成果を皆で楽しく分かち合うという試み。どれだけ楽しませてわかりやすく説明するか試された」と語った。

 東山教授による受賞記念公開講演会が10月20日午後4時半から同キャンパスで開かれる。問い合わせは文学部事務室(075・465・8187)。(西川迅)