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 南米コロンビアで2日、政府と左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)が交わした和平合意への賛否を問う国民投票が行われ、開票の結果、「反対」が小差で「賛成」を上回った。半世紀にわたる内戦の終結を目指して政府主導で進められてきた和平交渉は、国民から拒否された形だ。

 選管当局によると、開票率99・59%で、和平合意の内容に「反対」は50・23%、「賛成」は49・76%だった。

 サントス大統領とFARCのロンドニョ最高司令官は9月26日、内戦終結と平和構築の手順を定めた最終合意文書に署名。サントス氏は国の将来を左右する和平合意には国民が直接関与すべきだとの考えを示し、合意内容を支持するか否かが国民投票で問われた。

 投票前の複数の世論調査では、「賛成」が5~6割で、3割台で推移していた「反対」を上回っていた。(ボゴタ=田村剛