2016年10月7日23時05分
7日午後1時ごろ、東京都渋谷区渋谷1丁目のみずほ銀行渋谷支店から、「キャリーバッグを置いて立ち去る不審な外国人の男がいる」と警視庁に通報があった。駆けつけた警察官が男を見つけ、バッグの中身を尋ねると「bomb(爆弾)」と答えたため、同庁は周辺の道路を封鎖。爆発物処理班が出動するなど大騒ぎになったが、中身は衣類やパソコンだった。
渋谷署は7日夜、英国籍の職業不詳フンジャン・ジャスプリート容疑者(27)を威力業務妨害容疑で逮捕し、発表した。「爆弾だと言ったのは間違いない」と話しているという。
逮捕容疑は7日、銀行内にキャリーバッグを置いて「爆弾だ」などと告げ、客や従業員を避難させるなどして業務を妨げたというもの。フンジャン容疑者は午前9時ごろ、銀行に入店。4時間近く店内をうろついたりソファで休んだりした後、1階のフロアに青色のキャリーバッグ(縦約1メートル、横約60センチ、厚さ約30センチ)を置いて立ち去ろうとしたという。
現場はJR渋谷駅のすぐ近く。続々と集まる警察車両に驚いた人たちで銀行の周辺には人垣ができた。近くにいた会社員広田薫さん(45)は「五輪のパレードかと思った。びっくりした」と話した。
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朝日新聞社会部