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 札幌市のホステル(宿泊施設)で外国人客2人が無料宿泊の代わりに不法就労したとされる事件で、北海道警は12日、ホステル運営会社「万両」(東京都台東区)の社長小沢弘視(こざわひろし)容疑者(45)=東京都墨田区横網1丁目=ら3人を出入国管理法違反(不法就労助長)の疑いで逮捕し、発表した。

 ほかに逮捕されたのは、ホステル責任者の野浪迪子(のなみみちこ)容疑者(34)=札幌市中央区南4条西13丁目=と、夫でホステル従業員のルクセンブルク国籍・バルタザール・スベン容疑者(32)=同。小沢容疑者は「自分が指示してやったが、ボランティアで清掃してもらう見返りだった」、野浪容疑者は「現金を渡してはいないのでいいと思った」と容疑を一部否認しているという。

 道警によると、小沢容疑者ら3人は11日、観光ビザで滞在中のマレーシア人の女(30)=出入国管理法違反容疑で現行犯逮捕=と中国人の女(19)=同=の宿泊代2千円を免除する代わりに、就労資格がないのにベッドメイキングや清掃などをさせた疑いがある。小沢容疑者らは働くことに同意する契約書を作成し、女2人を1日3時間働かせていたという。