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 第44回泉鏡花文学賞(金沢市主催)に川上弘美さん(58)の「大きな鳥にさらわれないよう」(講談社)が選ばれた。14の短編からなる受賞作は、人類が滅亡の危機にひんし、人工知能やクローン技術により命をつないでいる世界で、人間は何を感じ、何を求めているのかが描かれている。

 選考委員は五木寛之、村松友視、金井美恵子、嵐山光三郎、山田詠美の5氏。山田氏は「すぐれた短編小説がいくつも集まって、とても大きな川上ワールドに収束された一大叙事詩になっている。この手腕はただものではない」と評価した。

 川上さんは東京都出身で1996年、「蛇を踏む」で芥川賞を受賞した。今回の受賞を「泉鏡花はとても好きな作家で愛読している。その方の名を冠した賞をいただけるのがありがたい」と喜んだ。泉鏡花のことは「ほかに類をみない不思議なリズムのある、不思議な言葉の使い方をする小説家だと思う。読むたびに新しい印象を得て、新しいものを書きたいと励まされる」と話す。

 大学時代に生物学を専攻してい…

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