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 「一票の格差」が最大3・08倍だった7月の参院選は投票価値の平等を定めた憲法に違反するとして、弁護士が広島選挙区の選挙無効を求めた訴訟の判決が19日、広島高裁であった。生野考司裁判長は「違憲状態」と判断した。

 最高裁はこれまで参院選について、最大格差が5・00倍だった2010年、4・77倍だった13年参院選を「違憲状態」と判断。都道府県を単位とする区割りの見直しを提言していた。これを受け国会は鳥取と島根、高知と徳島を一つの選挙区とする「合区」を導入。7月の参院選で3・08倍に縮小したことを司法がどう判断するかに注目が集まっていた。

 今回の参院選をめぐっては、すでに各地の高裁・支部で判決が出ており、「違憲状態」か「合憲」かで判断が分かれている。(久保田侑暉)