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 パナソニックは、電気自動車(EV)大手の米テスラ・モーターズと共同で、太陽電池の生産を米国で始める検討に入った。パナソニックはこれまで、テスラにEV向けの電池を供給している。パナソニックの技術を応用し、太陽電池にまで協業の範囲を広げる。

 両社によると、工場の建設候補地は米ニューヨーク州で、2017年に太陽電池の生産を始めたい意向だ。パナソニックの太陽電池「HIT」は、太陽光エネルギーを高効率で電気に変える独自技術があるという。テスラはこの技術を使って太陽電池を量産し、住宅や商業施設など幅広い販売を目指す。投資金額など詳細は今後検討する。

 日本国内では、太陽光発電の買い取り価格引き下げの影響で、各社とも販売に苦しんでいる。パナソニックは国内3工場のうち、主力の二色浜工場(大阪府貝塚市)で2月末で生産を休止し、再開のめどは立っていない。このため、マレーシア工場から日本以外の国への輸出を強化するなど、事業の立て直し中だ。

 パナソニックとテスラはEVでも、関係をさらに深める。EV用電池工場を米ネバダ州に建設し、年内にも生産を始める見通しだ。(近藤郷平)

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