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 疲労感が続き、普通の生活が難しくなる「慢性疲労症候群」で、患者の血液中に「目印」となる特徴を見つけたと、大阪市立大と理化学研究所などが17日、発表した。これまで診断が難しかったが、血液検査で判断しやすくなる可能性があるという。

 慢性疲労症候群は、強い疲労感や頭痛、脱力感などが続き、治療法は確立されていない。国内に約30万人の患者がいるという推計もある。症状を客観的な数値で表しにくく、専門医でないと診断が難しい。

 理研の片岡洋祐チームリーダーらは、この病気と診断された患者47人と健康な46人の血液を比較。細胞内でエネルギーを作る際とアンモニアを分解する際に生じる、それぞれ2種類の代謝物質を調べたところ、患者と健康な人では、その割合が異なっていた。

 医療現場で利用できるよう、安価に検査できる測定機器の整備を進めている。片岡さんは「(これらの代謝物質を)血液検査で簡単に調べられるようになれば、より早く客観的に診断でき、患者に合った治療方針も立てられる」と話している。(合田禄)

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