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 プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が20日に開かれる。注目選手を「高校生」「大学生・社会人」に分けて紹介する。(有田憲一、坂名信行)

■高校生の実力派、他にも

 高校生投手ではU18(18歳以下)アジア選手権を制した高校日本代表の本格派4人、左腕の寺島(大阪・履正社)、高橋(埼玉・花咲徳栄)、右腕の藤平(横浜)、そして今夏の甲子園優勝投手の今井(栃木・作新学院)が「ビッグ4」と呼ばれる。1位指名に名を連ねそうだが、ほかにも実力派は多い。

 なかでも左腕・堀(広島新庄)の評価が高い。アジア選手権では高校日本代表のリリーフを担い、ピンチでの救援がほとんどながら9回3分の2を投げて無失点、18奪三振と抜群の安定感を見せた。

 スリークオーター気味の腕の角度から繰り出す150キロに迫る直球、ベースを横切るような鋭いスライダーで三振を大量に奪う。身長177センチ、体重72キロと線は細いが、複数のスカウトが「1位で指名される可能性は十分」と語っている。

 右腕の島(千葉・東海大市原望洋)も上位候補。今夏の千葉大会準々決勝で敗れて甲子園での登板経験こそないが、高校日本代表に選ばれた逸材だ。150キロ超の直球と縦に曲がるスライダーが武器。島の所属する東海大市原望洋を下して甲子園に出場した木更津総合の左腕・早川は早大進学を希望しており、プロ志望届を提出していない。

 1年夏から甲子園で活躍した右腕・藤嶋(愛知・東邦)は打者としての実力も高い。甲子園未経験だが左腕の古谷(北海道・江陵)、右腕の山本(宮崎・都城)も注目の速球派だ。

 野手では外野を守る鈴木(静岡)が高い評価を受ける。1年夏から3季連続で甲子園出場。強肩と50メートル5秒8の俊足に加え、高校日本代表では左打席から逆方向へ打ち返す巧打、スイングスピードを評価されて3番を任された。

 松尾(熊本・秀岳館)も走攻守三拍子そろった高校トップクラスの内野手だ。本職は遊撃だが、高校日本代表では三塁も難なくこなし、その器用さもスカウトの目を引いた。捕手では松尾とともに秀岳館を春夏甲子園4強に導いた九鬼、夏4強の古賀(高知・明徳義塾)らが指名候補だ。

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