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 オーストリアのソボトカ内相は17日、ナチスの独裁者ヒトラー(1889~1945)の生家があった同国北部ブラウナウの建物を取り壊す考えを明らかにした。国と所有者の利用方法をめぐる見解の相違で数年前から空き家となり、「ネオナチの聖地になりかねない」との懸念が出ていた。

 オーストリア紙「プレッセ」のインタビューで、内相が語った。政府はすでに建物を強制収用する特別法案を議会に提出。政府任命の専門家委員会が、ヒトラーの記憶と結びつけられないよう「根本的な建築上の転換」が必要だとの見解を示したという。

 生家をめぐっては「歴史と向き合うためには保存すべきだ」との意見も出ていたが、保存よりも「聖地化」を避けることが優先された。内務省によると、委員会は「更地のままでは、オーストリアは(ナチス・ドイツの一部だった)自らの過去を否定しているととられかねない」との見解も示したという。ソボトカ氏は、同じ場所に新たな建物を建てる考えを強調した。

 建物は72年から内務省が賃貸…

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