[PR]

 プロ野球広島東洋カープの黒田博樹投手(41)が18日、今季限りでの引退を表明した。この日、広島市内で記者会見を開き、引退を決めた時期や理由について「9月に優勝が決まってから、本格的に考え始めた。リーグ優勝して、日本シリーズに進出できたのが一つの大きな要因」と語った。

 引退の意向はこの日、本拠マツダスタジアムでの練習前に選手たちに伝えていたが、2015年からともに古巣に復帰した新井貴浩内野手(39)にだけは事前に伝えていたという。「『もう1年、やらないんですか?』と言われたけど、意志は固かった。毎年そういう気持ちでシーズンを迎えていた。全く悔いはない」と話した。

 22日から日本ハムと戦う日本シリーズが、黒田の現役最終登板となる。

■黒田の歩み

1997年 ドラフト2位で広島を逆指名し入団。「直球で三振が取れる選手になりたい」

      巨人戦にプロ初登板し、完投勝利。「ピンチでも顔に出さないようにと思って投げた。登板した試合は全部、勝ちたい」

2005年 最多勝(15勝12敗)を獲得。「今年と同じでは勝てない。今年がピークだったと言われないようレベルアップしたい」

2006年 最優秀防御率(1.85)に輝く。FA権取得も広島に残留。「自分にとって何が一番大切なのかを考えました」

2007年 オフに大リーグ挑戦を表明し、ドジャースへ移籍。涙ぐみながら「違った野球にチャレンジしてみたい」

2009年 日本選手で3人目となる開幕投手を務める

2012年 大リーグ・ヤンキースに移籍。自己最多の16勝を挙げる

2014年 大リーグで日本選手初の5年連続2桁勝利

2015年 広島に8年ぶりに復帰。「カープのユニホームで最後の1球を投げられたら、悔いは少ないんじゃないかと思った」

2016年 7月23日 日米通算200勝を達成。「うれしいのは一瞬。何百勝しても、次、勝てるわけではない」

9月10日 25年ぶりのリーグ優勝を決めた試合に先発。「(大リーグ挑戦)前にいたときは、優勝は想像もつかなかった。僕自身、感動させてもらいました」

10月18日 今季限りでの引退を表明。「リーグ優勝したのが大きな要因」

こんなニュースも