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 国際体操連盟(FIG)は19日、東京都内での総会で、FIG理事で日本体操協会専務理事の渡辺守成(もりなり)氏(57)を第9代会長に選んだ。就任は来年1月1日。リオデジャネイロ五輪実施競技の国際連盟で日本人が会長に就くのは、1994年まで国際卓球連盟トップを務めた卓球の荻村伊智朗氏以来、23年ぶり4人目。2020年東京五輪に向け、課題だった日本の国際スポーツ界での発言力向上につながる。

 FIGで欧州以外から会長が誕生するのは初めて。119カ国・地域の体操連盟による投票で渡辺氏は100票を獲得し、欧州連合のジョルジュ・グルゼク会長(68)=仏=を破った。

 渡辺氏はイオンリテールのスポーツ&レジャー事業本部長。東海大在学中に留学したブルガリアで新体操に出会い、競技普及に努めてきた。日本協会理事、専務理事を歴任し、12年にFIG理事選でトップ当選した。

 渡辺氏は「世界のスポーツ界における体操のプレゼンス(存在感)の向上」などを公約に掲げた。当選を決め「新しい改革の時が訪れた。体操は五輪の時だけ注目されるスポーツではない。今もこれからもスポーツ界におけるキングだ」と語った。