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 鳥取県智頭町の大麻関連商品販売会社代表の上野俊彦容疑者(37)らが大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件を受け、同県の平井伸治知事は19日の定例会見で、県内で大麻栽培を全面的に禁止する方針を明らかにした。関係条例を改正し、毒性が低い産業用大麻も栽培できないようにする。県によると、大麻栽培の全面的禁止は全国初。

 麻製品や食品原料などに使われる産業用大麻は、都道府県から栽培者免許を取れば栽培でき、上野容疑者も2013年に鳥取県から免許を取得。昨年から法人免許に切り替えて町内の畑約1・3ヘクタールで栽培していた。

 上野容疑者が所持していた大麻は、町内で栽培していたものではなかったとみられるが、平井知事は「いくら許可条件をつけても、すり抜けられる。包括的に禁止する以外、同様の事態の発生は防ぎようがない」と述べた。11月定例県議会に大麻やケシの栽培を禁じる条文を加えた県薬物乱用防止条例改正案を提案する方針。