【動画】コインパーキングで炎をあげ燃える車両=読者提供
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 23日午前11時33分ごろ、宇都宮市中央3丁目のコインパーキングで車が燃えているのを、警戒中の栃木県警の警察官が見つけた。その約6分後には、同市本丸町1丁目の宇都宮城址(じょうし)公園で人が燃えているのを別の警察官が見つけた。

 県警によると、1人が死亡し、公園内にいた3人がけがをしたという。

 現場の城址公園は宇都宮市役所のすぐ東側の住宅街にあり、コインパーキングは城址公園から直線距離で約150メートル北側にある。城址公園では「宇都宮城址まつり」が開かれていた。

 コインパーキングの近くに住む男性(48)は午前11時半ごろ、自宅でドーンという爆発音を耳にした。「窓ガラスが揺れるほどの大きい音だった」といい、しばらくして2回ほど爆発音が続いた。

 自宅を出ると、コインパーキングに止まっていた乗用車が火だるまの状態で、黒煙が上がり、しばらくして隣の車にも火が燃え移った。

 男性は「このあたりは市の中心部に近く、休日は市内に買い物に来たり、公園に行ったりする利用客が多い。今日は公園がお祭りで、周囲はいつも以上に人通りが多かった」と話した。

 現場近くの別の住民によると、爆発は2回あったという。1回目はコインパーキングの車が爆発、その約1分後に城址公園のベンチで爆発があった。ベンチは真ん中で折れて、近くの自転車も爆風で倒れていたという。

 城址公園での爆発現場近くにいた別の人の話によると、大きな音がして、音の方向を見ると、白いシャツの男性が倒れていた。腹部から出血し、ほぼ動いていないような状況だったという。

■現場の公園、当日イベントの予定

 23日午前に爆発音がした宇都宮城址(じょうし)公園は、宇都宮市役所の東約150メートルにある。宇都宮城の本丸跡に位置し、年間を通して様々な催しに使われる。市ホームページによると、23日は模擬店やステージイベントがある宇都宮城址まつりが開催されていたが、中止になった。

 公園内の清明館には歴史展示室や和室があり、様々な文化活動に利用されている。