【動画】ドローンで撮影した映像を伝送するデモ=高橋敦撮影
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 NTTドコモは、小型無人飛行機のドローンで食料品や日用品を配達する実証実験を、福岡・博多湾内の島の能古島(のこのしま)で11月に始める。配達先で荷物を高さ20~30メートルからワイヤでつり下ろして受け渡す。まず2世帯で実験し、実用化に向けた課題をさぐる。

 高齢者向け買い物代行サービスを手がけるミカワヤ21(東京)などと協力。電話で注文を受けた担当者が、福岡市内のスーパーなどで買い物をしてドローンに積み込む。一度に2キログラムまで運べる。能古島まで2・5キロほどの海上を映像を見ながら操縦する。

 ドコモは、操縦者から見えない場所を飛ぶドローンを操縦する試験的な免許を総務省から取得。将来は過疎地の高齢者ら「買い物弱者」の支援につなげたい考えだ。本格的なサービスを始めるには国土交通省の許可が必要で、同省は許可の基準づくりに着手している。(上栗崇)