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 今夏のリオデジャネイロ五輪レスリング女子53キロ級で銀メダルを獲得した吉田沙保里選手(34)が1日、母校の至学館大(愛知県大府市)の副学長に就任した。大学は前身を含めると創立111周年であることから、午前11時1分に辞令が交付された。大学で記者会見を開いた吉田選手は「右も左も分からないが、いろんなことに挑戦したい」と意気込んだ。

 吉田選手は大学職員となり、3人目の副学長として広報・渉外を担当する。キャンパス内に副学長室が設けられ、今後はレスリング部で練習をしながら後輩の指導にもあたる。

 大学が栄和人レスリング部監督を通じて吉田選手に副学長のポストを打診したのはリオ五輪後。谷岡郁子学長は「学生の手本になってほしい」と期待した。吉田選手は「大丈夫かなと思ったけれど、ここで大きく成長させてもらった。お世話になった方々への恩返しという意味もある」と快諾した理由を説明した。

 自身の競技生活については、「東京五輪に出たい気持ちもある。後輩たちと一緒に頑張りながら決めていきたい」と語った。

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