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 人気アイドルグループ「欅(けやき)坂46」がライブで着ていた衣装が、ナチス風だと批判を浴びている問題で、米国のユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・ロサンゼルス)は10月31日、所属レコード会社と、プロデューサーの秋元康氏に謝罪を求めた。

 同センターは公式ホームページで、欅坂46の公演について、嫌悪感を引き起こすとし、「不適切で非常に攻撃的な表現に対して、謝罪を求める」との声明を発表した。

 エイブラハム・クーパー副代表は「10代の若者が舞台上で観客に向けてナチス風の衣装で踊るのは、ナチスによる虐殺被害者に、非常な苦痛を与える」と主張。世界中で反ユダヤ攻撃が増える中、「このパフォーマンスは、ナチスの被害者の記憶をおとしめ、ネオナチの動きが高まるドイツや他国の若者に誤ったメッセージを送る」とした。

 問題の衣装は、欅坂46が10月22日、横浜アリーナであった「パーフェクト・ハロウィーン2016」で着たもの。英紙デイリー・メールなど海外メディアでも報じられ、騒ぎが広まっていた。(ロサンゼルス=平山亜理 )