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 4月の熊本地震で被災し、大津市が支援していた熊本県大津(おおづ)町の家入勲町長が2日、越直美市長を訪問した。家入町長は「即座に人を派遣してくれたり、衛生関係の物資を送ってくれたりしたことに感謝している」と話し、越市長に感謝状を贈った。

 大津町は熊本県北部の人口3万4千人の町。町によると、1万3千人以上が学校や公民館などに避難。3人が震災関連死と認定された。大津市は4~5月、計30人の職員を派遣し、飲料水や災害用仮設トイレなどの物資を支援した。

 この日、家入町長は職員10人と市役所を訪問し、越市長と意見交換。余震が続き家に帰れず車中泊をする人が多かったことや、水道水が濁って飲み水として使えなくなったことなど被災の経験を話した。「町だけではできないことも多い。地域の防災のリーダーの育成が必要」

 越市長は「市職員が避難所の運営や物資運搬などを手伝うことができて、良い経験になった。今後も寄付を募るなど、できる支援をしていきたい」と話した。(奥令)