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 不漁で秋サケなど海産物の値段が上がっている。天候不順で一部の野菜も高値が続く。7日は立冬。肌寒い季節の定番、鍋料理を作るにも値が張る事態になっている。

 「今夜はあったかお鍋」。東京都台東区の「スーパーシマダヤ日本堤店」では、野菜の値札にこんな言葉がおどる。

 ところが値段は、特売ではない通常価格で大根が例年の2割高い1本198円、ホウレンソウは4割高い200グラム198円。キャベツは1玉300円程度と2倍だ。定番の白菜(4分の1カット)の仕入れ値は5割高で、赤字覚悟で例年に近いセール価格で売っているという。

 台東区の主婦(74)は、夕食を鍋物にするため白菜や肉を手にした。「必要なので多少高くても仕方ない。今日はちょっとぜいたく」。大根を買った同区の鈴木義行さん(71)は「献立を考えながら買い物をするが、200円を超えるとちょっと手が出ない。キャベツ半玉など、量が少なくても安いのを買う」と話した。

 鮮魚も高い。秋サケは100グラム198円と前年のほぼ倍。客が高いサケを避けて別の魚を選ぶことで、全体的に鮮魚の値段が高くなる現象も起き、特に人気のタラは普段の1・5倍。担当者は「旬の物なので売り場に並べないわけにいかない。売り上げも5~10%落ちている」と肩を落とす。

 東京都中央卸売市場によると、野菜の取り扱いが多い大田市場の11月第1週の卸値は、相対取引で白菜が前年同期比2・4倍、ネギは1・5倍。大根は1・8倍、キャベツとホウレンソウは2倍だった。9~10月に日照時間が少なかったことや台風が相次いだ余波で全体的に高騰が続いている。ただ、農林水産省が発表した価格見通しでは、多くの品目で11月後半には落ち着くという。

 また、北海道の不漁などで秋サケやホタテも値上がりしている。築地市場の5日の販売結果は、秋サケは前年比1・4倍の1キロ1620円、ホタテは1・2倍の1キロ1944円(いずれも高値)だった。

 なるべく出費を抑えて鍋や野菜…

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