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 新入社員の過労自殺に端を発する電通の長時間労働を巡る問題は7日、厚生労働省による強制捜査に発展した。

 過労自殺し、労災認定された電通の女性新入社員、高橋まつりさん(当時24)の遺族が記者会見を開いてからちょうど1カ月。電通への捜査は異例のスピードで進んでいる。東京労働局などが労働基準法違反の疑いで電通本社を抜き打ち調査したのは、会見から1週間後の10月14日。全国の主要子会社5社にも、18日までに立ち入り調査に入った。

 違法な長時間労働について労働局が調べる際、立ち入り調査に着手してから強制捜査まで通常、数カ月はかかるが、今回の電通のケースでは1カ月弱。労働基準監督官の経験がある厚労省職員は「こんなに早く展開するとは、さすがに驚いた」と話す。

 本社と3支社に対する7日の強制捜査には全国で88人を動員。これも「異例の規模」だった。強制捜査から書類送検までも半年から1年かかるのが通例だが、立件までの期間も早まる可能性がある。違法な長時間労働をさせた疑いで過去に2度の是正勧告を受けていて労務管理の実態把握が進んでいることや、政府が長時間労働是正を政策目標に掲げていることがスピード捜査の背景にありそうだ。

 積極的な当局の捜査姿勢に、経…

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